“りんしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臨沮50.0%
淪胥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出て、蜀へ走らんとし、途中、臨沮りんしょという所で、とうとう呉の大将潘璋の身内の馬忠という者の手で捕われました。そして即日、呉陣において、父子とも御首を打たれ、あえなきご最期を
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこは臨沮りんしょの小道といって、樵夫さえよくまごつく迷路だった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
悔悟すれども膺懲ようちょうの奇策なければ淪胥りんしょともほろぶるの外致し方なし。はたまた京師の一条も幕府最初の思い過ちにて、追々糺明きゅうめいあればさまで不軌ふきを謀りたる訳にこれ無く候えば、今また少しく悔ゆ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)