“りくちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
六朝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば、鍍金仏ときんぶつなどを専門家が一眼見て、これは六朝りくちょうだとか、もう少しふるいとかいうようなことをいうのは、皆この型式を見るわけである。
そのすぐ向うからもう長々とした石段の入り口になって、そこには不許葷酒入山門くんしゅさんもんにいるをゆるさず六朝りくちょう風な字で彫った古いこけむした自然石が倒れ掛かっていた。
逗子物語 (新字新仮名) / 橘外男(著)
更に右の二通を選び出した目安というものが、支那の本場もよろしいが、秦漢しんかんだとか、六朝りくちょうだとか、稚拙だか豪巧だか知らないが、あれはちょっと近寄れない。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)