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らんつゐ
ふりがな文庫
“らんつゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乱墜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乱墜
(逆引き)
婢
(
ひ
)
しづを、再び
屋内
(
をくない
)
に入り、
倉皇
(
さうくわう
)
比呂志を
抱
(
いだ
)
いて出づ。父
亦
(
また
)
庭を
回
(
めぐ
)
つて出づ。この
間
(
かん
)
家大いに動き、歩行甚だ自由ならず。
屋瓦
(
をくぐわ
)
の
乱墜
(
らんつゐ
)
するもの十余。大震漸く静まれば、風あり、
面
(
おもて
)
を吹いて過ぐ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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