“らいどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
雷同100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多くは形式にながれ、多くは理論にあそび、さもなければ心にもない議決におよそ雷同らいどうして、まずこの辺という頃合いを取って散会を告げる。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われもわれもと雷同らいどうした、二年生はてんでにたい焼きをほおばって、道路をうろうろした、中学校の後ろは師範学校しはんがっこうである、由来いずれの県でも中学と師範とはなかが悪い
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
だが、かつて一トたび北京軍ほっけいぐん大名府だいみょうふに仕えていた日もある青面獣楊志ようしは、さすが小首をかしげて雷同らいどうもしなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)