“らいかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
磊塊50.0%
磊嵬25.0%
磊磈25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹉跌さてつ彼において何かあらん、彼は蜻蜓州せいていしゅうの頭尾を踏み破りて、満目まんもく江山こうざんにその磊塊らいかいの気を養えり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
一口に言えば蘆葦茅草ろいぼうそうの中の川原の石の磊嵬らいかいたるところに、置き捨てられたまだ新しい白木の長い箱が一つある。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一字一句もまた、その筆勢にかなう磊嵬らいかいたる意気の噴出でないものはありません。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
磊磈らいかいたる熔岩から成る火山が、幾多の年月を経て、岩石霉爛ばいらんの結果、秀麗なる外観を呈するに至ったなどと、曖昧なことは書かずともあるきものを
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)