“らいえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
来援75.0%
来遠25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申しあげ、おそくもひるごろには、都を離れよう。——助家の早打ちと行きちがうやもしれぬ。——で、そちは住吉へ駈け、もし熊野水軍の来援らいえんがわかったなら、すぐ西国街道の途中へそれを
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひときわすぐれて目立ちたる定遠ていえん鎮遠ちんえん相連あいならんで中軍を固め、経遠けいえん至遠しえん広甲こうこう済遠さいえんは左翼、来遠らいえん靖遠せいえん超勇ちょうゆう揚威よういは右翼を固む。西に当たってさらにけぶりの見ゆるは、平遠へいえん広丙こうへい鎮東ちんとう鎮南ちんなん及び六隻の水雷艇なり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)