“よしかね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嘉兼16.7%
義兼16.7%
義銀16.7%
良兼16.7%
良欽16.7%
良金16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同藩の士安斎あんざい十郎兵衛じゅうろべえ嘉兼よしかねこれがこの口論の相手である。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
河内国石河郡いしかわのこおりに住む武蔵権守入道義基むさしのごんのかみにゅうどうよしもと、同じく義兼よしかねの親子が、頼朝の軍勢に加わるために、東国へ下ろうとした矢先、平家方に嗅ぎつけられ、三千余騎という大軍に囲まれて、義基は討死
清洲城には、その前から守護家の斯波義統しばよしむねが養われていた。義統の子義銀よしかねと、義統とは、信長に同情をもっていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのほか、良持の弟、良兼よしかね良正よしまさのふたりも、後見人として、のべつ来ていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
殿様も、長直公の御代みよなかばまでは、常陸ひたちの笠間城にいらっしゃいました。私たちの祖父良欽よしかね、曾祖父の良勝、みんな常陸から移って来たお方だと聞いています。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この春、元服して、名乗も良金よしかねとなった主税は、もう見事な青年ぶりであった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)