“よこぶえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
横笛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滝口は十三の時、建礼門院に仕える女官で身分の低い雑仕ぞうし横笛よこぶえという女を知り、互いに愛し合う間柄となった。しかし父の三条斎藤左衛門大夫茂頼もちよりはそれが気に入らなかった。
咲耶子さくやこがふった横笛よこぶえ合図あいずとともに、押しつつんできた人数はかれこれ八、九十人、それにりむかっていった穴山方あなやまがた郎党ろうどうもおよそ七、八十人、数の上からこれをみれば、まさに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
横笛よこぶえ