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よこぎね
ふりがな文庫
“よこぎね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
横杵
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横杵
(逆引き)
それが可能になったのは
横杵
(
よこぎね
)
の発明または輸入で、男子がこれを取扱うようになった結果である。横杵の使用は多分
支那
(
シナ
)
から入ってきた技術であろう。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
男性が使う撞木型の大きな
横杵
(
よこぎね
)
ではなく、棒状の両端が太く、中央部を握ってつき下す
竪杵
(
たてぎね
)
を使用して、軽くコンコロ、コンコロと長い時間を掛けて、麦をついたものである。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それから今一つは
餅
(
もち
)
のうまさ、及びその形と
色艶
(
いろつや
)
のよいことで、これもまた
横杵
(
よこぎね
)
と
大臼
(
おおうす
)
が使用せられる時になって、始めて今までの水に浸した米の粉の
粢
(
しとぎ
)
に、代ることが出来たものである。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この変遷の眼目は、
横杵
(
よこぎね
)
の発明にあったことは明らかだと思う。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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