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ゆうゆうかんかん
ふりがな文庫
“ゆうゆうかんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悠々閑々
88.2%
悠々寛々
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悠々閑々
(逆引き)
おりた瞬間からこの男、どこぞ遊び場のかえりでもあるような、
悠々閑々
(
ゆうゆうかんかん
)
たる歩きぶりだ。
素袷
(
すあわせ
)
にやぞうをこしらえて、すたすたと表門の方へと廻っていった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
まくらもとへあの地図をひろげてしきりに催促いたしましたが、名人の胸中にはなんの成算あってか、すでに
悠々閑々
(
ゆうゆうかんかん
)
と夢の国にはいっているらしい様子でありました。
右門捕物帖:13 足のある幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ゆうゆうかんかん(悠々閑々)の例文をもっと
(15作品)
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悠々寛々
(逆引き)
残された二人は、
悠々寛々
(
ゆうゆうかんかん
)
として猪を煮ているところを見れば、この二人だけはここにとどまって、冬を越すの覚悟と見える。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その女の人は長い
裲襠
(
うちかけ
)
の
裳裾
(
もすそ
)
を引いて、さながら
長局
(
ながつぼね
)
の廊下を歩むような足どりで、
悠々寛々
(
ゆうゆうかんかん
)
と足を運んでいることは、尋常の沙汰とは思われません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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(2作品)
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