“ゆうだちぐも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夕立雲66.7%
白雨雲33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういうことをする者が一人でもあると、夕立雲ゆうだちぐもがおこりかみなりが鳴り出しても、その村だけは降らずにすぎて行くともいって、憎むというよりもむしろおそれた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
このみずうみ景色けしきは、平凡へいぼんといえば平凡ですが、びわのように、夏、ぐるりの山の上に夕立雲ゆうだちぐもがわいたり、冬、銀色の雪がひかったりすると、少しすごいような景色になるのとはちがって、春夏秋冬
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
とこの考えがぴいんと頭へ来ると同時に、別のたくらみが白雨雲ゆうだちぐものように閑山の胸にわく。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)