“ゆうそくこじつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
有職故実100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
団十郎がなぜこんな会を作り出したかというと、それはの“活歴かつれき”を作り出す準備で、彼はその会員を顧問として、有職故実ゆうそくこじつを研究しようと企てたのである。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
学を藤原惺窩せいかの門に受け、和歌、点茶、有職故実ゆうそくこじつの類いも、充分父の衣鉢いはつを継ぎ得ていたのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
有職故実ゆうそくこじつのことは申すまでもなく、一般美術のことに精通しておられ、自ら絵画をも描かれた位でありますから、建築内部の設計装飾等の万般について計画をしておられまして