“ゆうしお”の漢字の書き方と例文
語句割合
夕汐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わにの居る夕汐ゆうしおみちぬ椰子やしの浜
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
それは大川口おおかわぐちから真面まとも日本橋区にほんばしくの岸へと吹き付けて来る風をけようがためで、されば水死人のしかばねが風と夕汐ゆうしおとに流れ寄るのはきまって中洲の方の岸である。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私は本所深川辺ほんじょふかがわへんの堀割を散歩する折夕汐ゆうしおの水が低い岸から往来まで溢れかかって