“やまちどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山千禽83.3%
山千鳥16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうした山千禽やまちどりの曲の叫びは、かれの目指す鳴門の海にもひびき剣山の世阿弥が夢にも通うであろう。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よしや、月夜の風邪かぜ、また新しい寒さを骨身にみてよび起こされても、かの女の好きな山千禽やまちどりの曲。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女たちのすがたはえだから枝へとびうつり、つぎのからつぎの樹へ、そしてついに思わぬところのがけへ——山千鳥やまちどりかとばかりってしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)