“やぶみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藪道83.3%
藪路16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ、西の藪道やぶみちを二、三里行けば酒屋もあるとかいっていたな。どれ、一と走り行ってくるか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二つの勢いは、その藪道やぶみちでぶつかった。味方は味方の雄々しい姿を見ただけだった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大川が急に折れて城山じょうざんふもとをめぐる、そのがけの上を豊吉ひとり、おのが影を追いながら小さな藪路やぶみちをのぼりて行く。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)