“やぶこうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藪柑子60.0%
藪小路20.0%
籔小路10.0%
薮柑子10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……寿限無寿限無五こうのすり切れ、海砂利水魚の水行末すいぎょばつ雲来末うんばつ風来末ふうらいばつ、食う寝る所の住む所、やぶら小路藪柑子やぶこうじ……」
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
寿限無寿限無じゅげむじゅげむ五光のりきれず海砂利水魚水魚末雲来末風来末食来寝るところに住むところや油小路藪小路やぶこうじぱいぽぱいぽぱいぽのしゅうりん丸しゅうりん丸しゅうりん丸のぐうりんだいのぽんぽこぴいぽんぽこなの長久命の長助や
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「なにしろ集るのが暮六つというんだから、早くったって帰りは八時になる、御蔵下の安倍さんから柳小路までの間には、昌林寺の籔小路やぶこうじがあるからもってこいだ、やるならこの他に折はねえぜ」
恋の伝七郎 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
薮柑子やぶこうじの紅い実をうずめる雪の音、雪の上にふる雪の音、八つ手の葉をすべる雪の音が、ミシン針のひびくようにかすかな囁きをかわすばかり、話し声はその中をしのびやかにつづくのである。
老年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)