“やつかいもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
厄介者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表（おもて）むきは何處（どこ）までも田舍書生（いなかじよせい）の厄介者（やつかいもの）が舞（ま）ひこみて御世話（おせわ）に相成（あいな）るといふこしらへでなくては第（だい）一に伯母御前（おばごぜ）が御機嫌（ごきげん）むづかし
ゆく雲 (旧字旧仮名) ／ 樋口一葉(著)
どうしたつて、私、まるでお友達のやうに私に頼つて來る獨りぽつちの小さなみなし兒を、家庭教師を厄介者（やつかいもの）のやうに厭がるお金持の家の我儘娘なんぞに見かへることは出來ませんわ。
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
「私が貧乏で、厄介者（やつかいもの）で、それに私が嫌ひだつたからですわ。」
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)