“やくほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薬舗80.0%
薬鋪20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親族に薬舗やくほの者ありて物産の学あることを話し、稲若水たうじやくすゐ松岡玄達まつをかげんたつあることを聞けり。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その当時薬舗やくほを営み居たる甲斐かいありと人々皆氏を称讃したりき。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
是によって新たに考えられる問題が三つ、まず第一に挙げられた食用種、享保きょうほう年間に我邦わがくにに渡ってきてまだ薬鋪やくほにも出ぬというものが、真の薏苡だということはどうしてきまったろうか。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)