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やえむぐら
ふりがな文庫
“やえむぐら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
八重葎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八重葎
(逆引き)
八重葎
(
やえむぐら
)
の茂るに任せて、池も、山も、
燈籠
(
とうろう
)
も、植木も、荒野原の中に
佇
(
たたず
)
んでいるもののようです。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
雨戸の開けてある、
広土間
(
ひろどま
)
の処で、
円髷
(
まるまげ
)
が古い柱の
艶
(
つや
)
に映った。外は
八重葎
(
やえむぐら
)
で、ずッと崖です。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
八重葎
(
やえむぐら
)
か」と半三郎はけだるそうに呟いた、「——葎の門というところだな」
あだこ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
やえむぐら(八重葎)の例文をもっと
(8作品)
見る
“やえむぐら”の意味
《名詞》
幾重にも雑草が生い茂っている草むら。夏の季語。
アカネ科ヤエムグラ属の越年草で史前帰化植物。
(出典:Wiktionary)
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