“もんじゅぼさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文殊菩薩75.0%
文珠菩薩25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……手前の身状みじょうについては、叔父の庄兵衛から申しあげたはずですが、なんと言いますか、ちょっと文殊菩薩もんじゅぼさつの生れかわりとでもいったぐあいで、手前がひと睨みくれますと
善財童子は文殊菩薩もんじゅぼさつの指南によって、南方はるかに五十三の善智識を尋ね、ついに法界に証入して、まさしく悟れる仏陀ほとけになったのですが、この物語は
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
そのチー、チー、タワ、チョェ、チャンというのは(〔はじめのチーは〕)文珠菩薩もんじゅぼさつの心という〔種字〕真言しんごんなんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
これはセイロンから昔伝わったものだとの伝説ですが、ちょうど私が着きます半年程前に大火事があって、三体の中二体焼けて文珠菩薩もんじゅぼさつだけが残ったという。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それは前にもちょっと申しましたが、そこに大変結構な霊場があって三体の仏をまつってあるという。すなわち一体は文珠菩薩もんじゅぼさつ、次は観世音菩薩かんぜおんぼさつ、次は金剛手菩薩こんごうしゅぼさつである。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)