“ももか”の漢字の書き方と例文
語句割合
百日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さやる」は、障礙しょうがいのことで、「百日ももかしも行かぬ松浦路まつらぢ今日行きて明日は来なむを何かさやれる」(巻五・八七〇)にも用例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋のかぜ今わかかりしだくみの百日ももかかへらぬ京を吹くらむ(西の京なる岡直道の君の追悼に)
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
長崎に来てより百日ももか過ぎゆきてあはれと思ふからたちの花
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
浅草の八木節やぎぶしさへや悲しくて都に百日ももかあけくれにけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)