“もうひょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妄評60.0%
猛豹20.0%
猛颷20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その空虚、無為、精神的無力、神経衰弱、理由も目的もなくただ空費される妄評もうひょう、などに彼はもう堪えることができなかった。
爛々らんらんたるそのひとみ凜々りんりんたる威風、見るからに猛豹もうひょうの気がある。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
井伊の猛颷もうひょう疾風は、むしろ人をして外套を固緊せしめたり。吾人ごじんは井伊が責任を知る男児たるを許す、その経世の偉略ある政治家たるを許すあたわず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)