“めひょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牝豹63.6%
雌豹27.3%
女豹9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ミチはきつい眼になり、その白い頬を痙攣けいれんさせ、構えもせずに牝豹めひょうを思わせる敏捷びんしょうさで男に飛びつくと、その口に近い皮膚を力をこめてつねった。
刺青 (新字新仮名) / 富田常雄(著)
隙を狙って、雌豹めひょうのように逃出そうとしましたが、その時後ろから銭形平次が
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
無言ではあったが織江は必死、身を守ろうと拳を固め、女豹めひょうのように構え込んだ。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)