“めはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目端90.0%
眼端10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目端めはしの利くところから、主人に可愛かわいがられ、十八までそこの奥向きの小間使として働き、やがて馬喰町ばくろちょうのある仕舞しもうた家に片着いたのだった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
地方の人が多かった。それにくらべられるためか、復一は際だった駿敏しゅんびんで、目端めはしの利く青年に見えた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
子供と思って眼端めはしにもかけないふうだから、隙を見て討ちとってやろうとつけねらっていると、毎晩、夜中すぎに一人で湯壺に行くことがわかったから、岩阻道で待伏せ
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)