“むりょうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無量光66.7%
無量劫33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
決して南無は「帰命きみょう」を意味し、阿弥陀は「無量光むりょうこう」とか「無量寿」とかを現わし、仏は「覚者かくしゃ」を指すなどと、一々理智的に考えて口ずさむのではありません。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それゆえ、無量光むりょうこう無辺光むへんこう無対光むたいこう不断光ふだんこう難思光なんじこう清浄光しょうじょうこうなどあらゆる形容の言葉を使っているのであります。それでいて、なかなか表し切れない絶対の光であります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
経のにいうがごとし、『一人の一劫いちこうのなかに、受くるところのもろもろの身の骨、常に積みて腐敗せずは、毘布羅山びふらせんのごとくならん』と。一劫すらなおしかり、いわんや無量劫むりょうこうをや
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)