“むだぼうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無陀奉公50.0%
無駄奉公50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遣はるゝに相違なしすれば某しが志操こゝろざしとゞむすめ無陀奉公むだぼうこうにならぬと云ふ者なりはなしければ女房お梅も打喜び夫はよくこそ取計とりはからはれたりすれば如何に物堅ものがたき人にても手元にあるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一月ばかりの中に幾度喧嘩けんかをしたかしれない。いつも照彦様が無理を通そうとして失敗する。それが一々教訓になるから、正三君もけっして無駄奉公むだぼうこうをしているのでない。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)