“みやこびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
都人88.2%
都人士5.9%
都会人5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくはこの地にかつて平安朝の無数の都人みやこびとやら、白河、鳥羽の諸帝がいくたびも行幸みゆきされた世代の“昔の顔”を一つ見つけ出した。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もちろん河原者のすべてが、掃除ばかりをやっているはずもありませんが、中にもキヨメが多く都人士みやこびとの目に映ったので、同じ仲間の河原者を、その頃一般的にそう呼んだのでありましょう。
奥州者といえば、熊襲くまそだのえびすだのと、仰っしゃる都会人みやこびとが、天狗をにうけているんだから恐れ入っちまう
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)