“みみぢか”の漢字の書き方と例文
語句割合
耳近100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その声が、直（す）ぐ耳近（みみぢか）に聞こえたが、つい目前（めさき）の樹（き）の枝や、茄子畑（なすばたけ）の垣根にした藤豆（ふじまめ）の葉蔭（はかげ）ではなく、歩行（ある）く足許（あしもと）の低い処（ところ）。
海の使者 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)