“みなづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水無月85.0%
六月15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば大河を前に、うつろひ易い人生の姿を見てあれば、「水無月みなづきや人の淵瀬の大井川」(蓼太れうた)といつたやうな感じに打たれないものはなかつたであらう。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
明治年代にも「文月ふみづき水無月みなづきと書いて消しにけり 麦人」という句があって、『春夏秋冬』撰の時、碧虚両氏の間に議論を生じ、結局採用にならなかったと伝えられている。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
すでにしをれき、六月みなづき
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)