“みとど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見届91.7%
見達8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そちは大事な場所をよく見届みとどけておいてくれた」とおほめになり、置目老媼おきめのおみなという名をおくだしになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そこで、捕手とりてはチユウヤの門の前で『火事だ、火事だ』といふ声をあげた。チユウヤは火事を見届みとどけるために、門の外へ走り出した。捕手とりてはそれを襲撃した。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「いいですよ。叔父さんだって可哀そうじゃありませんか。私きっと叔父さんを見達みとどけてあげますよ。」お照は痩せこけた手で、豆ランプに火をけると、やがてずるずるした風をして
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)