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みつくりげんぽ
ふりがな文庫
“みつくりげんぽ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
箕作阮甫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箕作阮甫
(逆引き)
左様——蘭学で
箕作阮甫
(
みつくりげんぽ
)
、
佐久間象山
(
さくまぞうざん
)
などというところが大家だったね、それから黒田の
永井青崖
(
ながいせいがい
)
というのがなかなか出来た、大阪には
緒方洪庵
(
おがたこうあん
)
という先生がいたが、それらはみんな蘭学が主で
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
楓江は早くより
蝦夷
(
えぞ
)
開拓の志を
抱
(
いだ
)
き兵法を
清水赤城
(
しみずせきじょう
)
に、蘭学を
箕作阮甫
(
みつくりげんぽ
)
について学び、天保十二年の夏江戸を去って松前に赴いた。枕山湖山らの集にはいずれも楓江に寄せた詩が載っている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それにもまして彼の注意をひいたのは、幕府で設けた
蕃書調所
(
ばんしょしらべしょ
)
なぞのすでに開かれていると聞くことだった。
箕作阮甫
(
みつくりげんぽ
)
、
杉田成卿
(
すぎたせいけい
)
なぞの
蘭
(
らん
)
学者を中心に、諸人所蔵の蕃書の翻訳がそこで始まっていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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