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みそっぱ
ふりがな文庫
“みそっぱ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
味噌歯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味噌歯
(逆引き)
須藤は背は高かったがひどく痩せぎすなたちで、前歯が虫に食われて
味噌歯
(
みそっぱ
)
になっている。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
一同が広々とした
畷
(
なわて
)
へ出て、村の入口に
架
(
かか
)
っている小さな橋を渡ろうとすると、突然物陰から、
飛白
(
かすり
)
のよれよれの
衣物
(
きもの
)
を着た
味噌歯
(
みそっぱ
)
の少年が飛出して来て、一番背の高い自分に喰付こうとした。
秘められたる挿話
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
妾
(
わたし
)
の愛情、赤いポストにするまで。と、
味噌歯
(
みそっぱ
)
を出してわらったのだが、金羊毛の舞踊室から
無頼漢
(
ぶらいかん
)
の礼讃を象徴するような意気で
猥雑
(
わいざつ
)
なタンゴが響いてくると、急に奔放な馬のような女となって
孟買挿話
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
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