“みそさゞへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鷦鷯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有島氏がこゝまで話して来ると、聴衆ききてまじつてゐた西洋婦人は鷦鷯みそさゞへのやうに口をとがらせて「ち、ち、ち……」と鋭い音を立てた。
有島氏がかう言つて一寸言葉を切ると、胡散うさんさうに眼を光らせてゐた西洋婦人達は、またしても鷦鷯みそさゞへのやうに鋭い音を立てた。