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みずけむりびょう
ふりがな文庫
“みずけむりびょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水煙渺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水煙渺
(逆引き)
障子の
背後
(
うしろ
)
は直ぐに縁、
欄干
(
てすり
)
にずらりと
硝子戸
(
がらすど
)
の外は、
水煙渺
(
みずけむりびょう
)
として、曇らぬ空に雲かと見る、
長洲
(
ながす
)
の端に星一つ、水に近く
晃
(
き
)
らめいた、揖斐川の流れの
裾
(
すそ
)
は、
潮
(
うしお
)
を
籠
(
こ
)
めた霧白く、月にも
苫
(
とま
)
を伏せ
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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