“みくみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三組75.0%
三与25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尾を地へ着けないで、舞いつつ、飛びつつ、庭中を翔廻かけまわりなどもする、やっぱり羽を馴らすらしい。この舞踏が一斉いっとき三組みくみ四組よくみもはじまる事がある。の花を掻乱かきみだし、はぎの花を散らして狂う。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
政宗を後へ置く上は常体の陣組には似る可からず、というのであったろう、五手与いつてぐみ、六手与、七手与、此三与みくみ後備あとぞなえと定め、十番手後備の関勝蔵を三与の後へ入替えた。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)