“まんぷくじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
万福寺80.0%
萬福寺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木曾谷の西のはずれに初めて馬籠の村を開拓したのも、相州三浦そうしゅうみうらの方から移って来た青山監物けんもつの第二子であった。ここに一宇を建立こんりゅうして、万福寺まんぷくじと名づけたのも、これまた同じ人であった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そこから余り遠くない等々力とどろき村の万福寺まんぷくじという寺にも、親鸞しんらん上人の御箸杉という大木が二本あって、それ故に、また杉の御坊とも呼んでおりましたが、二百年以上も前の火事に、その一本は焼け
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)