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まんどん
ふりがな文庫
“まんどん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
万燈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万燈
(逆引き)
N神社の祭礼には、小さな
万燈
(
まんどん
)
を買ってやると、それを手に持って、後ろから人に身体を支えさせながら、家の中を駆け廻った。
生と死との記録
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
小禽
(
ことり
)
が何百羽はいっていようかと思われるほどの大鳥
籠
(
かご
)
、
万燈
(
まんどん
)
のような飾りもの、金、銀、紅、白の
蓮
(
はす
)
の造花、生花はあらゆる種々な格好になってくる。
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おきんちゃんのうちも日蓮宗狂だが、
此家
(
ここ
)
の二人もそうだった。長四畳には
帝釈様
(
たいしゃくさま
)
の
髭
(
ひげ
)
題目の軸がかかっていて、お
会式
(
えしき
)
の
万燈
(
まんどん
)
の花傘の、長い竹についた紙の花が丸く輪にして上の方にかかっている。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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