“まるかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸缶50.0%
円鑵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき青年の懐中ふところから、コロコロと平べったい丸缶まるかんのようなものが転げ出て、みぞの方へ動いていった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ひろ子の家は二筋三筋へだたつた町通りに小さい葉茶屋の店を出してゐた。あががまちと店の左横にさゝやかな陳列硝子ガラス戸棚を並べ、その中に進物用の大小の円鑵まるかんや、包装した箱が申訳もうしわけだけに並べてあつた。
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)