“まちげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
間違100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ごめんなせえましよ、お客様。……ご機嫌よくこうやってござらっしゃる処を見ると、間違まちげえごともなかったの、何も、別条はなかっただね。」
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「もしおれが間違まちげえをやらかすとなると、そいつあおめえの生涯中取返しがつかねえんだからな。ロリーって名前のお方、じかに返事してやって下せえ。」
間違まちげえねえ、旦那様! 確かにお嬢さんの幽霊だ! ほら、早く来て御覧なせえ! ……そこをけ上ると、見えまさア! ずっと向うにお墓がある!」
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)