“まちか”の漢字の書き方と例文
語句割合
待兼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折々更代こうたいに入っていて、一方が戻って来るのを待兼まちかねるようにして、飛んで行くのが雄であった。気を付けて見ると、この方が少しばかり尾が太い。
さう思へばさば/\して別の事もなく普通の月日に戻り、毎日三時のお茶うけも待遠しいくらゐ待兼まちかねて頂きます。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
そこだ! と先生は飛上ってつくえを打った。堪えかねるほど待兼まちかねた答を、予期しないアンポンタンから得たので、先生の褒めかたは気狂いじみてたほどだった。