“まさてる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昌輝66.7%
正照33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲軍の真田信綱さなだのぶつな昌輝まさてるの兄弟は、このとき苦戦におちいって戦死した。土屋隊も全滅に近い打撃をうけ、部将土屋昌次は、奮戦して討死を遂げた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「はい、兄の昌輝まさてるは、天正三年、長篠ながしのの合戦に、武田勝頼様について出陣し、徳川勢に当って戦死いたしました」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昌輝まさてる——山県三郎兵衛——内藤修理——原隼人佐はらはやとのすけ——土屋昌次まさつぐ——安中左近あんなかさこん——小幡上総介おばたかずさのすけ——長坂長閑ながさかちょうかん——跡部大炊あとべおおい——松田三河守——小笠原掃部かもん——甘利信康あまりのぶやす——小山田信茂のぶしげ
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「敵、武田勝頼の勢、山県隊と力をあわせて、お味方の左翼をかこみ、石川数正どのには、われ、中根正照まさてるどの、青木広次どのなど、次々に御戦死です」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)