“まげぶし”の漢字の書き方と例文
語句割合
髷節100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上錢形の親分が伊三郎の繩を解いたら、この甚三が髷節まげぶしをきつて坊主にならうか、それとも三遍廻つてワンと言はうか
この時、なにか其の顔をひやりとでたものがある。はっと思って見あげると、一匹の大きい蝙蝠こうもりはねをひろげて宙にぶらさがっていた。又行くと、今度はその頭の髷節まげぶしをつかんだような物がある。
へへへ、と髷節まげぶしへ手をやって
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)