“まきわり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薪割90.0%
眞木割10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろのうえに、薪割まきわりなたが一ちょう見える。それと、読み飽かれたかたちの書物が一冊、人間がひとり、膝を抱えていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何某(五三)さんは自宅六畳間で次男何某(一八)君の頭を薪割まきわりで一撃して殺害、自分はハサミでのどを突いたが死に切れず附近の医院に収容したが危篤きとく
桜桃 (新字新仮名) / 太宰治(著)
薪を採つてそれを眞木割まきわりで裂いて干して置く。石灰に塊があれば臼でいて置く。忙しい暇には炭俵を坂の中途の小屋まで背負ひあげる。
炭焼のむすめ (旧字旧仮名) / 長塚節(著)