“まきわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
薪割100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は薪割まきわり用のなたをふるって、半七に撃ってかかった。半七は油断なく身をかわして、その利き腕を引っとらえ、まずその得物えものを奪い取ろうとすると、年の割に力の強い彼は必死に争った。
半七捕物帳:66 地蔵は踊る (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
水汲みずくみ、薪割まきわり、絵本の朗読、子供の馬、積木の相手、アンヨは上手、つつましきながらも家庭は常に春の如く、かなり広い庭は、ことごとく打ちたがやされて畑になってはいるが、この主人
家庭の幸福 (新字新仮名) / 太宰治(著)