“ぼくそうち”の漢字の書き方と例文
語句割合
牧草地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木々には、大きながもえだし、牧草地ぼくそうちには、いちめんに春の花がきだしていました。ポプラの木の、ほっそりと長くれた枝は、ゆらゆらとゆらめいていました。
器械はやっぱりこおったはたけや牧草地ぼくそうちの雪をふるわせてまわっています。
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そして、まっすぐ切り立ったかべと、ひらたい屋根やねとを持った、大きな家のようでした。牡羊は、まずさいしょに、その岩の屋根にのぼって、ニールスに、そこの牧草地ぼくそうちを見せました。