“ほんみょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
本名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アナトール・フランスは本名ほんみょうをアナトール・チボーといい、フランスでもだいりゅうの文学者であります。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
二人は登場人物の本名ほんみょうをみんなそらんじている。三四郎は耳を傾けて二人の談話を聞いていた。二人ともりっぱな服装なりをしている。おおかた有名な人だろうと思った。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
本名ほんみょう京四郎というのは、カフェ・ネオンから一丁ほど先にある電気商の若主人で、ネオンの新築当時、電燈や電熱器の配線工事をやった関係があって、それからこっち
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)