“ほりばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濠橋80.0%
壕橋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おそらく、背後うしろの山地のふところ辺りでは、すでに城郭の巨材は、大工の手で組むばかりに仕上げられ、やぐら、塀まわりはいうに及ばず、濠橋ほりばしから内部の建具一切も、あらかた出来ているものと、この治郎左は睨んでおるが」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
濠橋ほりばしを引け、城門を閉じよ」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——すわや」と、太史慈はよろこび勇んで、手勢の先頭に立って壕橋ほりばしを駈け渡り、西門の中へどっとおめき込んだ。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)