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ほつがん
ふりがな文庫
“ほつがん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
発願
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発願
(逆引き)
そこに到達すると精神の円熟を得て浮世の卑小さを忘れることができると
発願
(
ほつがん
)
したのであるが、実は歪められた発願であつて、内心は小説家になりたかつたのであり
処女作前後の思ひ出
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
雀のお宿の
素峰子
(
そほうし
)
は、自ら
行乞子
(
こうきつし
)
と称している。かつては書店の主人であったが、愛妻の病没により、
哀傷
(
あいしょう
)
の極は
発願
(
ほつがん
)
して、
奮
(
ふる
)
って無一物の真の清貧に富もうと努めた。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
昔
瓶沙王
(
びょうしゃおう
)
登極
(
とうきょく
)
の初め、諸
采女
(
うねめ
)
とこの園に入り楽しまんとせしに、一同自ら
覚
(
さと
)
りて婬欲なく戯楽を
娯
(
たの
)
しまず、その時王もし仏が我国に出たら我れこの勝地を仏に献ずべしと
発願
(
ほつがん
)
し
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ほつがん(発願)の例文をもっと
(11作品)
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