“へんれき”の漢字の書き方と例文
語句割合
遍歴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヘザールの子孫もオクタンの子孫も、宝をさがして東洋の国々を遍歴へんれきしているうちに、代々東洋人と結婚したから、しだいに東洋人の血がくなっていったのじゃ。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかしこの遍路は一生こうして諸国を遍歴へんれきしてどこの国で果てるか分からぬというのではなかった。
遍路 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
抜身ぬきみをひっさげて、苦しんでいる人なら、誰でも助けたりかばったりしながら、諸国を遍歴へんれきしただろうになア。この子は困っている人達を見ると、いつでも戦いたくなるのだから。」