“へんしゅうちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヘンシュウチョウ
語句割合
編輯長80.0%
編集長20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに天方伯あまがたはくの秘書官たりしが、余が免官の官報に出でしを見て、なにがし新聞紙の編輯長へんしゅうちょうに説きて、余を社の通信員となし、伯林ベルリンに留まりて政治学芸のことなどを報道せしむることとなしつ。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「そうね。私も、実は感心していたの。シゲ子にいつもかいてやっている漫画、つい私まで噴き出してしまう。やってみたら、どう? 私の社の編輯長へんしゅうちょうに、たのんでみてあげてもいいわ」
人間失格 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ふと、その勤めている某雑誌社のむずかしい編集長へんしゅうちょうの顔が空想の中にありありと浮かんだ。と、急に空想を捨てて路を急ぎ出した。
少女病 (新字新仮名) / 田山花袋(著)